高齢者と睡眠に関しての論文が出版されました

当科の翠川晴彦医師と本学ヘルスサービス開発研究センターの田宮菜奈子教授、本学災害・地域精神医学講座の太刀川弘和教授らの研究成果が、Geriatrics & Gerontology Internationalに掲載されました。日本の高齢者において主観的な睡眠時間に関連する身体症状や種々の要因を検討した研究であり、睡眠時間が短い高齢者は、様々な身体症状を抱えていることや、心身の不調や認知機能の低下、不健康な生活習慣が長い睡眠時間と関連していることが明らかになりました。論文は下記リンクからご覧いただけます。
 
Midorikawa H, Tachikawa H, Aiba M, Watanabe T, Tamiya N, Arai T. Factors associated with short and long sleep duration in older adults: Analysis of a national survey in Japan. Geriatr Gerontol Int. 2022. https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ggi.14438