アルツハイマー病(AD) についての我々と株式会社MCBIとの共同研究の成果を太田深秀 先生が論文にまとめ、それが専門誌のPsychiatry Res Neuroimagingに掲載されました。
ポイント
・ ADリスク患者におけるアミロイド沈着とMRI解析によるコネク トーム*は相関することがわかりました。
・ADリスク患者において、 頭頂部のコネクトームが変化しやすいがわかりました。
・ADリスク患者において、
・本研究の成果により、 MRIによるコネクトーム解析はADの診断に役立つことが示され ました。
*コネクトーム:
磁気共鳴画像(MRI)によって脳神経系において神経細胞の接続 により構築された神経回路を網羅的に解析する手法。
Ota, M.; Numata, Y.; Kitabatake, A.; Tsukada, E.; Kaneta, T.; Asada, T.; Meno, K.; Uchida, K.; Suzuki, H.; Korenaga, T.; et al. Structural Brain Network Correlations with Amyloid Burden in Elderly Individuals at Risk of Alzheimer’s Disease. Psychiatry Res Neuroimaging 2022, 319, 111415.