新型コロナウイルス恐怖尺度の妥当性検証と日本における実態の解明

当科の翠川晴彦医師と筑波大学災害・地域精神医学の太刀川弘和教授らの研究成果が、PLOS ONEに掲載されました。本研究では、全国オンラインアンケート調査の結果を用いて、Ahorsu DKらが開発した新型コロナウイルス恐怖尺度(Fear of Coronaviruss-19 Scale: FCV-19S)の日本語版の妥当性を検証し、日本における新型コロナウイルス感染症に伴う恐怖の実態を明らかにしています。今後も、新型コロナウイルス感染症流行下における人々のメンタルヘルスの改善に資する研究を進めて参ります。論文は下記リンクからご覧いただけます。
 
Midorikawa H, Aiba M, Lebowitz A, Taguchi T, Shiratori Y, et al. (2021) Confirming validity of The Fear of COVID-19 Scale in Japanese with a nationwide large-scale sample. PLOS ONE 16(2): e0246840. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0246840