2020年2月15日に第3回いばらき周産期メンタルヘルス研究会を開催します。
今回は、講演として、まず、筑波大学附属病院 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師の小西久美先生から、「妊娠・授乳と薬」という内容でお話をおうかがいします。筑波大は妊娠と薬情報センターの支部であり、小西先生は「妊娠と薬外来」「母乳と薬外来」を担当してくださっていますので、非常に知識・経験ともに豊富であり、多くのことを学べます。
その次の講演は、筑波大学附属病院 社会福祉士の塩崎佳寿恵先生による「患者をまじえたオープンな要対協」です。要対協(要保護児童対策地域協議会)というと、つい医療関係者・行政だけで集まるものを想像しがちですが、最近、筑波大では、この要対協に患者さんを交えて話し合う取り組みをしています。それによって「こそこそ」する感じが少なくなるので結果的にいい方向に物事が進んでいくなと感じています。要対協が浸透するにつれて筑波大での開催頻度も増えてきました。事例を紹介しながら、よりよい要対協を考えていきたいと思います。
その後、事例検討をしたいと考えています。今回は、今、まさに現在進行形で私自身が関わっている症例を地域の皆様に協力していただきながら、今後どうやっていったらいいか皆で相談していけたらと思います。多職種が関わることでいろいろ見えてくるところがあるかと思います。
最後にディスカッションとして、茨城県での周産期メンタルヘルスネットワークの充実にむけてということで皆さんからいろいろなご意見をいただきたいと思います。
今回も参加申し込みフォームを準備させていただきました。
資料印刷など準備のために、できるだけ事前申込みをいただけたら幸いです。
下記からお申し込みください。
http://bit.ly/3rd_ibaraki_pmh