講演会” Is diagnosis necessary in mental health interventions? Alternatives beyond DSM-5″

4月20日、駒場で行われた講演会を聴講してきました。

演者はカリフォルニア大学のDavid Cohen先生で、指定論者に九州大学の黒木先生がご登壇されました。

Cohen先生は、診断は誰のために行われるべきなのかという鋭い指摘を熱っぽく語られ、刺激的な講演会でした。また、北米のメンタルヘルスの診断の意外な実情も興味深かったです。

講演会後に黒木先生にご挨拶に伺った際、戦前から戦後にかけての日本の精神医学史についてご教示いただき、目から鱗が剥がれ落ちました。

   

3時間半にわたる中身の濃い講演会と議論ですっかり満足して外にでると真っ暗で肌寒く、ちょっとびっくりでした。

今後の診療活動に活かしていきたいと思っております。(文:佐藤晋爾)