2018年1月14日(日)、つくば国際会議場で災害地域精神医学部門の主催で、第6回救援者メンタルヘルス研修が行われました。
全国から多くの災害時の支援者、救援者として、医療者、警察官、自衛隊員、行政職員、学校の先生、ボランティア職員等多くの方に参加いただきました。ありがとうございました。
昨今、職場でのメンタルヘルス、そして災害時にも支援者支援の必要性があり、声が高まっています。被災者の支援が必要なことは当然として、その被災者を支える支援者、救援者は、被災した地域では被災者であり、支援者であり二重の困難を抱えますが、またそのサポートは十分ではありません。彼らが倒れてしまったら被災者をサポートすることは難しくなります。また惨事ストレスという、悲惨な現場を体験した支援者、救援者の方は、時に深い心の傷を持つことがあります。
事前にそのことを知って災害に備えよう、職場の環境を良くしよう・準備しようというものがこの企画です。早いものでもう6回目になりました。連続して6回参加いただいている方も多く、普段はそれぞれの施設で心理サポートをしている人が集まり、そこから災害支援のネットワークも生まれています。
今後も開催していきたいと思いますので(いつもだいたい1-2月)、ご興味のある方はご参加いただけるとうれしいです。